2018年8月10日金曜日

暑いですね


もう8月、お盆休み直前の時期になりました。今年は特に暑いですね。下田は海に面しているからか、近隣のエリアよりは気温がずいぶんと低いのですが、それでも今年の暑さは体にこたえます。研究室のベテラン(マイルドな表現)も、「頭が回らん」ともがいている様子です。この年がひどく暑かったことを、このブログでも記録しておきましょう。
 
まあこんな時はきれいないものでもみて癒やされましょうか。
 
ホヤの1種、シロボヤの受精卵です。灰白色のなかに特別な「黄色」の細胞質が局在していて、とてもきれいです。笹倉研が主宰する臨海実習では、この卵の観察をいつも取り入れています。先生も、学生の時に実習で観察したそうです。
 
ついでながら?黄色つながりでこんなものにも登場してもらいましょう。
 

ムネモンヤツボシカミキリ。鮮やかな黄色でとてもきれいです。伊豆にも居るそうですが、センターの付近にはいないそうです。
 
花火もそうですが、こんなに暑い日はきれいなものを愛でて心をいやして乗り切りたいところです。

2018年5月23日水曜日

5月の進捗

2018年度がスタートして既に2ヶ月が終わろうとしています。その間、新しいメンバーが加わったり、新たに「重要な!」役職についた先生がいたり、新メンバーの歓迎会をしたり、集合写真を撮ってホームページの差し替えをしたりとしたのですが、、、


誰もブログを書かない。。。。。


それならばいつものようにネタをお願いすることにしましょう。


そういうわけで、先生にこの数ヶ月のプログレスリポートをお願いしました。ちなみににこにこして引き受けてくださいました。


先生曰く、いろいろと成果が出ているということでした。今後のネタ出しのためにも一部は伏せ字にしてくれ、ということでしたが、タマムシの珍品ハ○ロキン○○タマムシが得られたり、式根島で楽しんだり、長年調査していた最終的なデータ(大げさ)を取り終えたりしたそうです(伏せ字にしなくても誰もわかんないんじゃないでしょうか)。研究の方もその調子で進むといいですね。


文章だけだと面白くないので、2つほど紹介してくださいました。


一つはこのカミキリムシです。


ヤツボシシロカミキリというそうで、日本のごく限られた地域にしかみられない、かなり貴重なものだそうです。先生は、「こんな限られた分布をしていて、よく種として維持されているよね。不思議だ」と言ってました。


もうひとつはせっかくなので下田ならではのものだそうです。


ナカバヤシモモブトカミキリだそうで、下田でなくてもいるそうですが、全国的に珍しい虫だそうです。でも、失礼ですけど地味ですね。


先生:いやいやここはですね、「わ~触角が長くて渋い複雑な模様をしてますね!」ぐらい言ってください!

2018年3月16日金曜日

春が近づいてきた!

いくら暖かい下田とはいえ、今年の冬はかなり寒くなりました。天城の方は雪がかなり積もって、その中を無理して調査に行ったうちの先生はかなり危険な目にあった(というか逃げ帰った)そうです。

ただそのような時期ももう終わり、3月も近くなると暖かくなってきました。この数日はもう春だ!と言わんばかりの陽気になっています。

下田の近くの河津では、一足早く「春」を味わうことができます。有名になりましたが、早咲きの桜「河津桜」が2月に見頃を迎えるのです。今回は研究室に実験を学びに来ている方がおられたこともあって、この桜を見に行ってきました。

 
上の桜は特に重要で、この1本の木から河津桜は増やされた、いわば原初の木とでも言うべきものです。河津桜自体は全国で植えられているようですが、このオリジナルの木を見れるのはここならではですね。


この日は晴天に恵まれ、心地よい探索となりましたが駐車場の空きを見つけるのが大変でした!

その日、河津から帰ったあとはパーティをしました。ゲストの方の実験もうまくいったそうで、それはそれは充実した一日でした。

 

次の更新は黒いものシリーズかな(悪魔のささやき)

2018年1月29日月曜日

初投稿が黒い蟲とは。。。


学生:先生、もう1月も終わりですね。

先生:早いものだな。既に1年の12分の1が終わったのだよ。

学生:私たちの修士論文も提出し終わりました!

先生:うん、よく頑張った!

学生:でも、未だに2017年のままのものが・・・・

先生:分かっている。ラボのブログだな。

学生:先生、蟲でいいので(ほんとはよくないけど~)何か大きなネタをお願いします!

先生:うむ、分かった(しめしめ)。ではずっと暖めていたものを投下しようではないか!

 

という会話があったかどうかは定かではありませんが、先生が原稿を書いてくれました。それを基に、私たちはまた蟲のお勉強です。

 

マイマイカブリという、黒い甲虫がいるそうです。カブトムシやクワガタまではいかないもののそれなりに有名らしく、私もそういえば聞いたことがあるように思います。この虫は飛べないので、各地で独自の進化を遂げていて、そのバリエーションを楽しむ通な方が多くて人気があるそうです(私は絶対に触りたくないですが!)




(以下に過激な画像があります)





 

先生によると、なんと我が筑大学がある近くにも、全国的に有名なマイマイカブリの産地があるそうです。ここのやつは青色をしていてきれいだそうです。


 

さて、このマイマイカブリですが、伊豆半島のものはそれなりに人気が高いらしく、「イズマイマイ」と呼ばれているそうです。確かに検索すると出てきます。ただ、先生はこれに対して気がかりがあるようです。

 

「イズマイマイの多くは、どうも伊豆半島の付け根、つまり沼津・三島・熱海に近い方でよく採られているようなんだ。でも、そんな本州の中心に近いところのものを、果たしてイズマイマイと言っていいんだろうか?伊豆半島だよ。南北に長いんだよ。ここ下田から熱海まで電車で1時間30分もかかるんだよ。せっかく下田に居るんだから、我々ぐらいはせめて天城を越えてきた選ばれしマイマイカブリを、イズマイマイと呼ぼうではないか!」

 

私にはよく分かりませんが、要約すると、先生は下田周辺の個体をイズマイマイと認めたいそうです。

 

私:たくさん採れるんですか?

先生:よくぞ聞いてくれた!これが採集の難易度はたぶんトップクラスではないかと思うぞ。私でも、12年でいまだ一桁なのだよ。さらに、採ってもらったのが4つぐらいで、確か自分で採ったのは3匹ぐらいだ。

私:それは、珍しいのですか?

先生:大変珍品だと理解してくれて(たぶん)OKだ(たまたま歩いている個体を拾うしかやってないのは黙っておこう)。さ~話は長くなったが、この珍品マイマイの雄姿を、このブログに捧げようではないか!

 

ということで、これが下田のマイマイカブリだそうです。先生がかつて住んでいた、センター内の宿舎に落ちていたそうです。


 

私:先生、上の黒いやつと違いが分かりません!

先生:まあ、そう言うな。こういうときは「さすがですね~オーラが出てます」とでも言っておきなさい。

私:でも先生、これをイズマイマイと呼んだりしたら皆さんのやつと区別できないのではないですか。下田マイマイとかのほうがいいのでは?

先生:そうなんだけど、「シモダマイマイ」にすると、マイマイカブリの餌のカタツムリになっちゃうのだよね。。。