2019年8月29日木曜日

似ているもの

はああ~~~夏が終わる~~~


先生、今年は全然虫採りに行けてないと前回のブログで書きましたが、8月は何度か採集に行かれたご様子です。でも、1ヶ月なんてあっという間に過ぎてしまう、ということで、完全燃焼には足りないようです。今年は特に暑くなるのが遅かったので、余計に夏が短く感じられるのかもしれません。


カミキリ分が足りない。クワガタ分もカブトムシ分も全然足りない。


せっかくだから、じゃあこのブログに虫のネタを書いてもらって、少しでも虫成分を補給してもらいましょう。


先生:う~ん、じゃあ久しぶりに採集できたこれを紹介しましょう。

このカミキリムシは、「ヨツスジハナカミキリ」という名前で、普通種の代表、というべきものです。北海道から沖縄まで生息していて(広すぎ)、また下田にも居るし、標高1000mを余裕で越えるようなところにも居ます。ほとんどの場所においてたくさん居ます。雨でも採れます。


さて、このカミキリに非常~によく似た種類がいます。それが次のやつです。
一緒やん!と言わないでください。こちらは、ヒメヨツスジハナカミキリという名前が付いています。名前も似ていますが、よく見ると違いがあるんです。
わかりやすいのは、後脚の色。この部分が黄色いのがヒメ、のほうです。


慣れてくるとすぐに分かるのですが、慣れるまでは区別は大変かもしれませんね。なにより、このヒメヨツスジのほうは、本家ヨツスジハナと違って結構珍しく、局所的にしか分布していません。


虫の世界も、奥深いものですね♪