2019年10月4日金曜日

マダニ

すっかりと秋になったと思ったのですが、10月に入ってからもまだ暑いですね。なかなか過ごしやすい気候になりませんが、気温が下がってきたら、またそれはそれで寂しくなってきますね。


さて、今回はいい話ではなく、それでもためになる話を用意しようと思いました。山に入ると虫とか花とか、いろいろと良いものにも出会えますが、もちろんそんないいことばかりではなく、危険もたくさんあります。そのようなものも紹介しておこうと思います。


ちなみに今日は「グロ注意」です!









これは秋に限ったことではないですが、山に入る際に特に気をつけないといけないものの一つに、「マダニ」があります。結構致死率の高い病気を引き起こす可能性があるとして、最近では話題になることも増えました。


このマダニ、私は秋になると、なぜか超巨大な個体に出会うことが多いです。これが下ですね。ここまで来るとさすがに食いつかれると痛そうで、背筋が凍る思いでした。ダニと言われていますが体は堅く、非常に丈夫です。



2つは同じ個体です。私の爪がだいたい12mmありますので、この個体は結構なサイズですよ。


ただ、大きいと目立つのも事実で、喰われる前に発見することも難しくはありません(恥ずかしながら、実はこの個体はズボンに「なんで木の皮がついてるんだろう?」と車の中でしばらく気づかなかったんですけどね)。


マダニのやっかいなところは、こんな大きい個体ばかりで無く、かなり小さな、それこそごま粒のような個体も結構いることです。特に早い季節には用心で、個体数は多いし小さくて見づらいし、という状態になります。


皆さんも山に入って楽しむ際には、楽しむだけでなくこのような危険な生物にも注意を払って、安全にお過ごしください。