2022年9月27日火曜日

12年に一度のオオトラカミキリ採集

 通勤途中でこんな物を拾いました。もう季節はすっかりと秋ですね。

 


さて、今年は12年に1回の寅年なので、日本で最大のトラ、オオトラカミキリとどうしても野外で出会わなくてはなりませんでした。

 

ということで気合いを入れて、8月中旬からじ~っと天気図を確認したり、とある方にお願いして秘密の地図を入手したりして万全の体制を整えたつもりでした。

 

しかしながら蓋をあけてみると、週末近くになると雨、台風、というような予報が続いて、極めて難しい状況が続いたのです。

 

オオトラカミキリとの遭遇確率を増やすには、晴れた天気が続いて森が乾燥気味になって、しかも高温になることが望ましいのです。

 

「もしかしたら」と、無理して2回ほど出撃しましたが、そのようなときは例に漏れず、全く遭遇できませんでした。2回目なんかは、「ポイント近くはたしかに雨だが局地的で、行ったらピンポイントで晴れているかも」とか都合のいいように解釈して車を走らせましたが、山道を登っていくとずぶ濡れで、そのまますごすごと退散したのでした。

 

という成果の上がらない日々が続きましたが、これを逃したら今年はだめだと思うぐらいの好条件がようやくやってきたのでした。

 

気合いを入れて朝早くから現地に向かいました。というのは嘘です。オオトラカミキリはそんなに朝早くからは活動しないことが多いので、ちょっとお寝坊しても問題ありません。朝早くには朝早くの採集方法がないわけでもないのですが、、、今回は体力温存のためにゆっくりと出発しました。

 

森に入ると、「今日は確実に出会えるぞ」と思える絶好の天気。ゆっくりとモミの木を1本1本見ていきます。

 

数年前にオオトラが脱出したモミの木

ところが1時間、2時間と経過しますが全くいません!暑い中斜面を這いずり回り、じりじりと体力が消耗していきます。

 

少々焦りが出てきた頃、ようやく1本の木に違和感を覚えました。近づくと、スズメバチに擬態したオオトラカミキリでした。

 

逃げるので撮影するのに必死です

本日出会えなかったら絶望的だというぐらいの絶好の条件でしたから、嬉しいというよりもホッとしたのが正直な感想です。

 

写真を撮ろうとしたら素早く歩き出したので、焦りながら何とかカメラに収めました。時間は午後二時半、森に入って4時間は経過した頃でした。


この日は、30分ほど後にもう1匹に出会うことができ、幸せな気持ちでポイントを後にしました。ちなみに次の日は筋肉痛で大変でした。

これは上と同じ個体です