2014年11月1日土曜日

下村先生訪問

久しぶりの更新です。
寒くなってきましたね。もうすぐですね。

先月の中頃、当センターに GFP でノーベル化学賞を受賞された
下村修博士が訪問されました。臨海施設の見学とつくばⅡに乗船
されました。
まさかお会いできるとは思っていなかったので、実際にお会いして
感動し、貴重な経験をさせて頂きました。

夜の懇親会では先生から GFP 発見までの経緯、また研究を行う上で激励の御言葉を頂きました。

下村博士と奥様。博士が手に持っているのは
当時単離した GFP です。















これが、当時単離したオワンクラゲの
蛍光タンパク質 GFP です。
捨てないでって書いてあります。



















とても安定なタンパク質で、今でもブラックライトを
照射すると緑色に光ります。(ちょっとサチってますが)











元々、下村博士はオワンクラゲから「青色蛍光タンパク質
イクオリン」を単離するのが当初の目的で精製の過程で
回収された、いわば副産物がGFP でした。緑色に光って綺麗であったので、捨てずに保存しておいたことが後々、ノーベル賞に
繋がったのです。

研究を続けることは確かに前途多難ではありますが、どう転ぶかによって新たな発見に繋がるので、魅力がありますね。

研究頑張ろうかな。

また、更新しまーす。

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