2016年7月29日金曜日

夏は実習の季節

鍋田浜で海水浴を楽しむ観光客を尻目に、ラボへと続く階段を上る。
気合が入っている太陽の下で、何にも考えずにダラダラ過ごしたい!
そう思いつつも、頭の中を研究モードに切り替え始める。


(実験するぞ~)






ってなるわけないやろ!


平日の昼間から海に入っている人達を見ながら、研究に集中できるわけないやろ…

夏、満喫したいわ…



という訳で、7月もほぼ終わってしまい、夏が本格化してまいりました。
下田臨海実験センターの夏は、実習の季節です。

笹倉研でも、7月の頭に「動物発生学臨海実習」を開講しました。
2年前、学類生として参加した実習に、今年はTAとして参加させていただきました。
色々思い出して、懐かしい気持ちに浸りながら、実習生の周りをうろついていました。


 
TAなのに、質問されても
「分かんないから、先生に聞いてみようか」
くらいしか言えず、ほとんど役に立てなかったような気がします。

もう少し予習しておくべきだったなと、反省しております。
が、実習生も自分で考えた方が面白いと思うので、これはこれで良いかもしれません。
考えれば考えるほど、面白くなる実習の内容だったと思います。
まあ、難しいとは思うけど…


今頃、実習に参加された人たちは、レポートを書いていることでしょう。
考察に何を書けばいいか分からないという人は、

・ 脊索が分化する時期
・ その分化に必要な因子
・ 脊索が分化することの意義(個体レベルの形態形成・細胞の誘導分化という点について)

を中心にまとめると良いのではないでしょうか。

と、ここに書いたとしても、このブログに気付く人はほとんどいないと思うので、
意味ないのかもしれませんが。
それに、ここに書かれたヒントは配布されたテキストにも書いてありますし…


皆さんの健闘を祈ります。
それでは、まだどこかでお会いしましょう。



追記:当ブログの人気記事第2位が「珍しい虫」記事だったことに驚きました。

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