2016年12月12日月曜日

市井に寄り添い、科学への扉を開いていたい



こんにちは、お久しぶりです。
なんだか、いつも「久しぶり」になっているような気がします。
おそらく気のせいではありません。



先週の土曜日、12/10に下田臨海実験センターの一般公開が開催されました。
地域の方々に当実験センターのなかみを知ってもらうべく、毎年開催されているイベントです。

 


笹倉先生が「何故ホヤを研究するのか」というテーマで講演してます。



今年もたくさんの方々に来て頂けました。その数、なんと50人以上。
それにしてもお年寄りの方が多いですね。正直ちょっと驚きました。
どうやってこのイベントの事を知ったのでしょう…

HPやFacebookで告知しただけで、こんなにもお年寄りが集まるものなのでしょうか。
不思議です。


とはいっても、中学生や高校生も来ていたので、少しだけ安心はしました。
下田にも若い人たちがいるんだ...と。
科学に興味を持っている、生物学に興味を持っている若い人たちがいるんだ、と。


下田に住む中高生が科学に興味を持っているからと言って、何故僕が安心しているのか、自分でもよく分かりませんが、とにかくほんの少しだけ安心しました。


下田臨海実験センターが地域に根付いていることを確認できたからかもしれません。

意外と知られていないんですよね...(当然か?)

下田の町でご飯を食べたり、和菓子を買ったり、髪の毛を切ってもらっているときに、
自分の身の上話をする機会があって、

「鍋田浜にある、筑波大学の臨海実験センターに住んでるんですよ」
と言うと、いくつかの質問が飛んできて、
センターの事をちょろちょろっと聞かれます。

せっかく下田に研究所があるのに、あまり知られていないのは、なんだか寂しい気がします。
かと言って、僕が何かしらの力添えをするわけではないのですが。

ただ、このようなふとした瞬間に、自分の、ひいては僕たちの研究がどれだけ人々に浸透しているのか、届いているのかを意識してしまいます。


長ったらしくなりそうなので、ここらへんでお暇します。

それでは。

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