日本国憲法
(昭和二十一年十一月三日憲法)
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
○2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない
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日本国憲法では、「集会」を含む表現の自由が保障されています。
と、いうわけで 、この憲法の名の下、ある集会に参加してきました。
いくら憲法で保障されているとはいえ、このような奇天烈な集いが在ってよいのだろうか、そもそも本当にそのような会は存在するのであろうか、と疑念を抱きつつ、人も疎らなほぼ始発の電車に乗り、ひたすら西に向かいました。
なんでも、この10月14日と15日、全国各地に散在した会員が一堂に会し、日頃の情報収集の結果を報告・議論し、互いに交流を深めるというのです。
普段、情報収集活動に勤しんでいる私にとっても、他の会員がどの様な情報を持っているのか、というのはなかなか気になるものです。(基本的に活動は秘密裏に行われ、最終的な報告は暗号化(英文化)されて世間に公表されます)
いくつもの電車を乗り継ぎ、ようやく集会所に辿り着いた私は、ひとまず驚きました。
「こんなとこでやんのか…」(思っていたよりもめちゃくちゃ綺麗)
そうです、
「第三回ホヤ研究会」
に行ってきたのです!
研究会の具体的な内容については、ここに書くことはできませんが、いくつか僕の個人的な感想を記したいと思います。
・意外と人が多い
ホヤ研究会に行ってくるわ、と友人に言ったところ、「そんな会あんのか」と言われてしまったのですが、参加者は70人程とそこそこ多いです。これでも、全国にはまだまだホヤ研究者がいるということなので、ホヤ研究の規模はでかいですね。
・学生が多い
ガチガチの研究者ばかりなのかなと、不安に思っていましたが、半分くらいは大学院生でした。同世代の人たちの発表を聞いて、焦りを感じるとともに、負けてられないなと対抗心を燃やすのでした。
・ホヤ研究もいろいろ
ホヤ研究の伝統を受け継いだような初期発生の研究や、ゲノミクスや分子系統などの in silico的な研究など、様々でした。
・大阪大学はキレイで賑やか
今回のホヤ研究会は大阪大学の一室をお借りして、開催されました。発表に使われたホールはとてもきれいで、椅子もふかふかでした。大阪大学ってお金あるんだなー、って思いました。また、そこら辺を歩いている学生が多かった印象を受けました。
以上です。2週間以上も前のことなので、抜け落ちていることもあると思いますが、別にいいでしょう。これ以上書くと、長すぎる気がしますし。
ちなみに、自民党の憲法改正案では、
第二十一条
1
集会、結社及び論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。
2 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。
となっています。
ホヤ研究が公益を害することは無いと思うので(おそらくは)、
憲法が改正されるようなことがあっても、ホヤ研究会は存続できそうですね。
良きかな。
次回のホヤ研究会は2年後に開催されるそうです。
それでは
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