この間、電車に乗っていたときのこと。私の横に旅行中のグループがいたのですが、わいわいと騒いでいました。様子をみると、、、
カメムシがとことこと床を歩いていて、どうも荷物に登りそうになっているのを嫌がっている様子でした。
結局、勇気のある(?)方の機転で件のカメムシは歩く方向を換え、いつの間にかどこかへ行ってしまいました。
こんなこともあるように、今年の秋はカメムシが大発生しているようで、ニュースにもなっていました。下田でも窓に複数の、緑でやや大型のカメムシがべたべた張り付いています。
こんなやつですね。こちらでは悩まされるほどの大発生、というわけではないですが、探すのに苦労はしないぐらいはいますね。
大発生のニュースを読むと、騒がれているのは「ツヤアオカメムシ」という種だそうで、下田で発生しているものも同一かな。似た体色の別種がいるので自信はそれほどありませんが、つやがあるし、まあそうでしょうか。
ちなみにこの個体は、壁に張り付いて何日も同じ姿でいたのですが、そのまま死んでしまっていました。
世間的には嫌われ者のカメムシですが、以前紹介したアカスジキンカメムシとか、綺麗な種もたくさん居て、匂いさえなければ結構な人気グループになると思うのですが。。。
この前の記事はこちらですね
https://ciona-genetics.blogspot.com/2020/08/blog-post.html
ちなみに、この間天城で見つけたこれ、分かりますか?
これは、上記のアカスジキンカメムシの幼生で、大人とは大きく異なる色模様をしています。カメムシにはそのような特徴を持つ種がたくさんいます。成虫と幼虫でそれほど生息環境が変わるわけでもなさそうなものですが、不思議ですね。
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