前回のブログの最後の方に、漫画家の仲川麻子さんの漫画を紹介したい、と書きました。ので今回はそのことを書きます!
「ハケンの麻生さん」というタイトルの漫画で、タイトルからは想像できない内容なのですが、虫を飼育する会社員の話です。飼育の様子などが結構リアルに書かれていて、なかなか面白い漫画なのです。
その漫画の最初の方に、タマムシを採集しに行く、という話になっていて、そのタマムシがいわゆるタマムシ(ヤマトタマムシと呼ばれたりもしている)ものではなく、「アオタマムシ」という、少し(結構?)珍しいタマムシなのですよ。
そのチョイスに「しびれるわ~」とムシ好きの先生が惚れ込んでいます。アオタマムシは「アオ」という言葉が付くだけではなく普通のタマムシと結構違っているらしく、タマムシだけでなく甲虫とか昆虫が好きな方が一度は見てみたいと思うような、人気のある美しいムシだそうです(何の役に立つんだ、この知識・・・)。
先生もアオタマムシを探したことは何度となくあるらしく、採集できない何年間かはあこがれていたそうですが、数年前にななな、なんと?、先生オリジナルの採集地を見つけて、現在では毎年見つけられるようになったそうです。私はその価値をよく分かってないですが。
そのアオタマムシの写真が、これです!確かに、綺麗ですね。
漫画では普通のタマムシではなくてアオタマムシを題材にされているというところが、「分かっているな~」と先生談。
また巻末の方には、作者の方(虫はそれほど得意ではないそうですが)がわざわざ本物のアオタマムシを探しに行った時の体験談が書かれています。先生はそれを読んだだけで、「だいたいどこか分かる!」と言っていました(本当でしょうか?)。おそらく有名な(誰に?)採集地だそうで、先生も何度か行かれたことがあるそうです。
そのほか、ご神木(虫が集まる木)というパワーワードや、上司と部下で一緒に採集に行くような先生にとってはよだれが出るようなシーンとか(えっ?)、ブナとイヌブナを明確に区別しているとか、アオタマムシはオスとメスで採集方法が異なるとか、ネット上で採集情報を収集するとか、虫好きには貴重な情報が満載だそうです。
電子版で引き続き販売されているそうですので、もし良かったら(昆虫の奥深さを知るためにも)是非とも読んでみてください!
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